マンション管理士・管理業務主任者 · 両方を受ける場合
5問免除は、もう一方に合格したあとの年から。

このページは、選ぶときの考え方をまとめた記事です。講座ごとの最新の条件は、マンション管理士・管理業務主任者の比較表から各講座のページで確かめられます。
2つの試験は、毎年1週間ほど離れた日曜日にあります。同じ年に両方を受ける人向けに、決まりを整理しました。2026年10月13日に、法令と実施機関の案内で確かめました。
先に知っておきたい選び方
- 初めて両方を受ける人:50問ずつの対策を前提にする。免除は申込時の合格番号が要るため、初年は使えません。
- 片方に受かった人:翌年の申込で5問免除を申請する。免除を受けると45問を解きます。
同じ年に両方を受けることはできる
2026年度は、マン管が11月29日、管業が12月6日でした。申込は別々で、受験手数料もそれぞれにかかります。
2026年度の手数料は、マン管9,400円と管業8,900円です。両方で18,300円になります(当サイトの計算)。
5問免除の決まり
マンション管理適正化法の第7条第2項は、試験の一部を免除できると定めています。管業の試験にも準用されます(第57条第2項)。
- マン管の試験:管業試験の合格者は、適正化法の分野が免除されます(施行規則第3条・第4条)。
- 管業の試験:マン管試験の合格者は、適正化法の分野が免除されます(施行規則第65条・第66条)。
免除される分野は5問です。免除を受ける人は45問を解きます。
免除には申込のときの合格番号が要る
マン管の受験案内では、管業の合格証書の合格番号を申込時に書くことが条件です。管業の側も、申込時の申請で免除を受けます。
2026年度の申込の締切は9月30日でした。両試験の合格発表は、どちらも翌年の1月です。
このため、初めて両方を受ける年は、どちらの試験でも免除を使えません。免除が使えるのは、片方に受かった次の年からです。
合格基準も免除の有無で分かれる
令和7年度の管業の合格基準点は、50問中36問でした。免除を受けた人は、45問中31問でした。
令和7年度のマン管の合格最低点は、50問中42問でした。免除を受けた人は、45問中37問でした。
範囲が重なるところ
区分所有法、標準管理規約、建物と設備、適正化法は、両方の試験の範囲に入っています。
管業だけの分野には、委託契約と管理組合の会計があります。マン管は、管理組合の運営や訴訟と判例まで問います。
両方に対応した講座
2027年試験向けでは、フォーサイトのバリューセットとデジタルプランが両方の試験を含みます。スタディングにも、両方を受講できるコースがあります。
ユーキャンの講座も、両方の試験を対象にしています。比べ方は比較の入口と講座と受験の費用にあります。
宅建士との関係
宅建士の合格者は、マン管や管業の試験の免除の対象に入っていません。
マン管の免除の対象は、管業の合格者と、平成14年に終わった移行講習の修了者です。
宅建士の講座は、宅建士の講座比較で扱っています。
出典(確認日:2026-10-13):e-Gov法令検索・マンションの管理の適正化の推進に関する法律(第7条・第57条)/同法施行規則(第2条〜第4条・第64条〜第66条)/マンション管理センター・令和8年度受験案内(PDF)/令和7年度マンション管理士試験の結果について(PDF)/管理業務主任者試験Q&A(Q17・Q18)/令和7年度管理業務主任者試験 結果報告(PDF)。外部リンクは通常リンクで、広告リンクはありません。



